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【完ミ】ストレスフリーに!完全ミルク育児のメリットとデメリット

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完全ミルク育児、略して完ミ。

人工ミルクのみで赤ちゃんを育てることを意味していますが、完全ミルク育児で育てる理由やきっかけはご家庭によって様々です。

・母乳が出ない・量が少ない
・乳首に傷ができて痛すぎる
・仕事に復帰して保育園に通う
・実家(義実家)や夫に見てもらうことが多い
・乳首を嫌がって哺乳瓶からしか飲まない

どんな理由であっても、そのご家庭に合った育児の方法で良いと思います。

私は、生後2週間頃までは完全母乳育児で頑張りましたが、母乳の量が少なかったことと乳首に傷ができてめちゃくちゃ痛くて我慢できずに混合育児に変えたところ、ある日息子が私の乳首を嫌がるようになり、完全ミルク育児になりました。

今では、完全ミルク育児にして良かったと心から思えています。

 

今回は、完全ミルク育児のメリットとデメリットを紹介します!

現在、完全母乳または混合育児をしている方で、完全ミルク育児にしようかなと悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

 

はっきり言っておきます。

正直、メリットの方が多いです。
(私の場合は、かもしれませんが…)

 

母乳が足りているか悩まなくて良い

 

赤ちゃんを産んですぐに母乳がジャージャー出るわけではありません。
すぐに母乳がしっかり出る方もいるそうですが、ほとんどの方が産んでから数日、数週間、数ヶ月と徐々に量が増えていきます。

私は、産後2週間経っても母乳の量が少なく、2時間も経たずに息子がお腹が減って泣くので、毎日頻回授乳(頻繁に授乳をすること)をしていました。

毎回、授乳のたびに、

インコママ
インコママ
母乳足りてるかな…
栄養ちゃんと与えられているのかな…

 

と心配をしていました。

息子の健康と成長のことを考えると不安でたまらなくて、泣きそうになったり落ち込んだり。

そんな毎日がつらかったのですが、完全ミルク育児になってからは、月齢に合わせた量を作ればしっかりと飲んでくれるので、そんな心配や不安をする必要がなくなりました。
赤ちゃんにとってもお腹いっぱい飲めるので、授乳間隔も伸びて、機嫌の良い時間が増えました。

 

乳首の傷や痛さを気にしなくて良い

 

完全母乳育児だった時、授乳の時間がくる度に恐怖になっていたこと。

それは乳首が強く吸われることによる痛み、そして傷、流血

この痛みは正直陣痛の次の次くらいにつらかったです。笑

妊娠中と産後ずっと乳首マッサージを頑張っていましたが、あまり乳首が伸びず、そのまま吸われると乳首が伸びて悶絶するくらいの痛みが走りました。
しかも、授乳が終わった後も乳首がブラジャーに触れただけで悲鳴が上がる痛み。
普通の生活や家事で体を動かした時に服がこすれるだけで痛い。
気休めに、いつも『ピュアレーン』という赤ちゃんが舐めても大丈夫な軟膏を塗る日々でした。

 

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血も出ていたので、息子が母乳と一緒に血を飲んでしまって心配。
(母乳は血液からできているようなので大丈夫とのことです。)

この乳首の痛みは私の毎日のストレスにもなっていました。

 

完全ミルク育児になってからは、乳首の痛みも血もなくなり、家事も生活も楽になってストレスもなくなりました!

インコママ
インコママ
体を動かすことも怖くない!授乳の時間がきても怖くない!

 

あの痛みに耐えていた日々と2〜3時間おきに繰り返されるつらさを今思い出しただけでも本当に泣きそうになります。
完全ミルク育児に変えて本当に良かったです。

 

おっぱいの張りを気にしなくて良い

 

産後、母乳が生成されるたびにおっぱいが岩のようにカチカチに張って、少し触るだけでとかなりの痛みがありました。

もちろんうつ伏せなんてできませんでした…
寝ている時も布団の重みだけで痛くて、寝返りもうてず、寝ることができません。

ただでさえ頻回授乳で寝不足なのに、おっぱいの張りでしっかり寝ることができず、本当につらい日々でした。

このおっぱいの張りは、産後ほとんどの方が経験することです。

私は母乳の量が少ないのにおっぱいがすぐ張るので、1日に10回以上は息子に母乳を飲んでもらわないと張りが収まりませんでした。
乳首が痛くて授乳を休みたいのに、おっぱいが張るので授乳を休めない日々。
本当におっぱいを取りたいくらいつらかったです。(笑)

 

完全ミルク育児になってからは、おっぱいがカチコチに張ることがなくなって痛みもなくなりました。
うつ伏せで寝ることも、寝返りをすることもできるようになり、快適な睡眠が取れるように!

常におっぱいを気にする生活から脱することができたのです。

 

着る服や場所を気にしなくて良い

 

完全母乳育児や混合育児の場合、授乳の時におっぱいを出す必要があるので前開きの服や授乳服を着たり、服装を気にしなくてはいけません。

上から被る服の場合は、全てをめくり上げないといけないのでお腹が丸見えになってしまいます。
ワンピースは足もパンツも丸見えになってしまうので着れません。
そして、おっぱいから母乳が垂れて服が汚れる可能性もあります。

このように着る服や汚れを気にしなければいけなかったり、授乳がしやすいような服を新しく買ったりしなければいけません。

そして、お出かけの時は授乳室があるかなどの確認をしたり、授乳ケープを持ち歩いたりしたりと、気にしなければいけないことが多くなります。

 

完全ミルク育児になってからは、哺乳瓶と粉ミルクとお湯さえあれば大丈夫なので、服装に気を使うことは一切なくなりました。
妊娠前の服も着れるし、ワンピースも着れるし、服が母乳で汚れることもないです。

お出かけの際は、どこでもミルクをあげることができるので、授乳室があるかどうかの確認も必要なく、行く場所が限定されることはありません。

何より、自分が着たい服が着れる。

これがどんなに素晴らしいことか、完全ミルク育児になってからわかりました。

 

夫や親に預けることができる

 

完全母乳育児の場合、赤ちゃんがお腹減った時に満たすことができる人はママしかいません。
つまり、長時間ママと赤ちゃんは離れることはできません。

産後、買い物に行ったり、美容院に行ったり、一人の時間が欲しかったり。

そんな時は、夫や親、義親などに赤ちゃんを預けたいなと思いますよね。
でも、お腹が減ったらすぐに帰らないといけない。
仕方ないことだけど、ちょっとでも自由な時間が欲しいな…と思いませんか?

 

完全ミルク育児であれば、自分以外の人がミルクを作って赤ちゃんにあげることができるので、夫や親などに預けることができます。

授乳時間を気にせずちょっと買い物に出かけたり、美容院に行ったりすることができるので一人の時間を作れます。

産後、ママは四六時中赤ちゃんと一緒の生活を送ります。
もちろん我が子はとても可愛くて天使ですが、時にはママにも一人でリフレッシュする時間も必要です。

少し一人でリフレッシュするだけで、心に余裕ができます。

私は近くに実家や義実家はありませんが、たまに夫に息子を預けて買い物や美容院に行っています。
一人で出かけると、あんなに毎日一緒にいた息子に無性に会いたくなるんです。

そして家に帰って息子に会えた時に、またこの子のために頑張ろう!と心から思えます。

お出かけもしやすくなり、一人の時間でリフレッシュできるようになり、自分自身の笑顔が増えたので、完全ミルク育児にして良かったなと思っています。

 

お酒を気にせず飲める

 

完全母乳育児の場合、赤ちゃんの健康への影響を考えてお酒を飲むのを控える必要があります。

妊娠前からよくお酒が好きで飲んでいた方にとって、妊娠期間も授乳期間もずっと我慢をしなければいけません。
夫や他の人がお酒を飲んでいるところを見ると、自分も飲みたいと思ってしまいますよね。
私もお酒が好きだったので、妊娠が発覚してからは我慢の連続でした(笑)

 

ですが、完全ミルク育児になってからは気にせずお酒を飲むことができるので、家で夫と晩酌などもできるようになりました。

ただでさえ、産後は行きたいところに行けなかったりやりたい事ができなかったりするので我慢の連続です。

少しでも我慢を減らして、ストレスを減らしたいですよね!

 

薬を気にせずに飲める

 

完全母乳育児の場合、お酒同様、赤ちゃんの健康への影響を考えて薬を飲むことを控えたり、授乳中にも飲める薬なのか確認をしたりする必要があります。

風邪を引いたり体調を崩したりした時に、家にある市販の薬を安易に飲むことはできません。
もし薬を飲む場合は、病院などで授乳中でも飲める薬を処方してもらう必要があります。
ですが、赤ちゃんと一緒だとすぐに病院に行きづらかったり、わざわざ病院に行くのが面倒に感じてしまったりして、自然治癒に任そう…となってしまうこともあります。

そんな時に、家にある薬をサッと飲めたらいいなと思いますよね。

 

完全ミルク育児であれば、どんな薬でも気にせず飲めます。
少しの頭痛や腹痛、風邪など病院に行くほどでもない時に、家にある薬の力を頼って痛みを和らげたりなくしたりできます。

私は体調を崩してしまった時に気にせず薬を飲んで、忙しい育児と家事の妨げを少しでも減らすことで、ストレスを減らすことができました!

 

完全ミルク育児のデメリット

費用がかかる

 

やはり完全ミルク育児の一番のデメリットは、粉ミルクの購入費用がかかることではないでしょうか。

1つ約1,500円〜2,000円ほどかかる粉ミルク缶が約1週間でなくなってしまいます。
つまり1ヶ月に約6,000円〜8,000円は必要となります。

ちなみに我が家では、雪印メグミルクの『ぴゅあ』という粉ミルクを使っています。
このメーカーの粉ミルクが一番安くて、赤ちゃんにとって甘すぎないのでおすすめです。

完全母乳育児であれば、粉ミルクの費用はかからないので経済的に助かります。

ただ、が食べたものがそのまま母乳になるので、赤ちゃんの健康と栄養のことを考えて、量を多く食べたり良い食材を選んだりするとその分費用がかかります。

どちらの方が高くかかるかということは各家庭によって違うかもしれませんが、『費用がかかる』という点ではどちらも同じでしょう。

そうとは言っても、粉ミルク代は決して安いものではないのでデメリットとなります。

 

外出時に荷物が多くなる

 

完全ミルク育児の場合、お出かけや旅行の際に必ず哺乳瓶、粉ミルク、お湯(魔法瓶など)を持ち歩かなくてはいけません。
これが結構な荷物になりバッグが重くなります。

基本車移動の方は荷物の多さはそこまで気にならないと思いますが、基本歩きや公共交通機関を使用する方は荷物は少ない方が良いですよね。

他にもオムツやお尻拭き、オムツ用ごみ袋、着替え、ガーゼなどは必ず必要なため、極力少なくしたいところ。

外出時に荷物が多くなり重くなることは、完全ミルク育児の場合仕方ないことといえるでしょう。

 

災害時が心配

 

もし地震や台風、津波などの災害によって家から避難しなくてはならなくなった場合、完全ミルク育児だとママの身体一つでは赤ちゃんを守ることはできません。

災害時でもどんな状況でも、赤ちゃんのお腹を満たすためには必ずミルクが必要となります。

完全母乳育児や混合育児であれば、ママのおっぱいがあれば母乳をあげることができるので災害が起きても安心です。
(逆に言うと、ママに何かあっておっぱいをあげられる状況ではなくなってしまった場合、必ずミルクが必要になりますが、、、)

じゃ災害が起きた時どうしたらいいの…?

 

と思いますよね。

素晴らしいことに、既に液体ミルクが作られていてそのまま飲める便利なものが販売されています。これを家にいくつかストックしておけば安心です。

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完全ミルク育児のメリット

 

災害時に心配なのは、完全ミルク育児だけではないと思います。
完全母乳育児でも混合育児でも、災害時のために備えが必要です。

 

まとめ:完全ミルク育児でストレスフリーな毎日に!

 

今回の記事では完全ミルク育児のメリットとデメリットについて紹介しました。

まとめると、

メリット

・母乳が足りているか悩まなくて良い
・乳首の傷や痛さを気にしなくて良い
・おっぱいの張りを気にしなくて良い
・着る服や場所を気にしなくて良い
・夫や親に預けることができる
・お酒を気にせず飲める
・薬を気にせずに飲める

デメリット

・費用がかかる
・外出時に荷物が多くなる
・災害時が心配

メリット7つに対してデメリット3つでした。

 

悲しいことに、今でも母乳信者やミルクを否定する方は一定数います。
ミルクは栄養が足りない、免疫力がつかない、太る、愛情が足りない…など。

ですが、現在の粉ミルクはしっかりと研究されており、母乳に近い赤ちゃんの発育が考えられた栄養成分が入っています。
しっかりと目安量を量って、与えすぎないようにすれば太りません。
ミルクであっても母乳であっても、赤ちゃんへの愛情は変わりません。

 

我が家では完全ミルク育児になってから4ヵ月以上経ちますが、息子は肌ピチピチで乾燥肌もアトピーもないですし、病気は一度もないですし、太ってもないですし(むしろスマートな方)、愛情は増すばかりです。

何より、乳首の痛みやおっぱいの張りもなくなり、着たい服を着てお出かけもしやすくなり、ストレスが減り、笑顔で毎日を過ごせています。
私の笑顔が増えたからか、息子の笑顔も増えたように感じています。

私は、完全ミルク育児にして本当に良かったと思っています。
自分の気持ちと自分の生活スタイルに合った育児の方法を見つけたので、穏やかな心と日々になったような気がします。

 

完全母乳育児でも混合育児でも完全ミルク育児でも、ママパパやそのご家庭に合った育児の方法を選ぶべきです。

育児に正解はありません。
ですが、自分と家族の笑顔が見えた時に正解だったと思えるのではないでしょうか。

自分に合った育児の方法で、少しでもストレスフリーな毎日を暮らしましょう!